1型糖尿病が引き金となって拒食・過食の症状に悩む20歳の女性と心療内科医師との往復書簡集。さまざまな困難に直面し、悩みながら克服をめざし、また悩む……揺れ動く若き心にあたたかく寄り添いつつフォローする医師との感動的な交流の軌跡。
■主要目次
感動的な荻原さんの姿―推せんの言葉 河合隼雄
一人暮らしを始めて過食に悩んでいます(荻原)
なぜ過食が始まり繰り返すのか?(瀧井)
出口の見えないトンネルの中で(荻原)
拒食と過食は自分自身を見つけるための道のりだったのかも(瀧井)
食べて…、吐いて…、みじめになって…(荻原)
完璧でない自分を許せる環境をつくってみては…(瀧井)
荻原さんのファンの皆さんへ(瀧井)
自己評価を取り戻そう(瀧井)
入院生活で、生きていることを実感できました(荻原)
制約の中で本当の自由と「自分らしさ」を発見する(瀧井)
もっともっと柔らかい「荻原友未」になりたい(荻原)
退院後の現実生活を通じ「自分らしさ」ができていく(瀧井)
「今」という時を大切に立ち直っていきたい(荻原)
自分らしく生きてください(瀧井)
堂々と自分自身をさらけ出して生きていきたい(荻原)
「頑張れ」は、心を傷つける言葉です(瀧井)
自然な成長を奪われた子どもたちの反抗(瀧井)
自分の道を自分に正直に生きていきたい(荻原)
親としっかり向き合うことで真実が現われてくる(瀧井)
自分の目標のために一歩一歩進んでいきます(荻原)
傷ついた心(瀧井)
自分の力で強く生きていこうよ!(荻原)
実り多い旅をありがとう(瀧井)
生かされている自分―あとがき 内潟安子
商品コード:AF340
出版社:医歯薬出版
著者:荻原友未・瀧井正人/(社)日本糖尿病協会 編集
四六判ソフトカバー
210ページ
ISBN:978-4-263-19008-1
本体価格:1,400
円
販売価格(10%税込):1,540
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