原爆の荒野に身をさらした人たちの生死を分けた証言集である。
著者は女学生であった8月7日に長崎で被爆した。
戦後この体験を「石に刻む」という私刊本に発表。この反響から自分だけでなく沢山の被爆者の談話集めを思い立ち、苦心の末出来上がったのが本書である。
被爆者たちにとって戦後はまだ終わっていない。ある意味においては日本にとっても、である。
商品コード:AA349
出版社:島津書房
著者:久保ミツエ
B6ソフトカバー
278ページ
ISBN:978-4-88218-083-8
本体価格:2,400
円
販売価格(10%税込):2,640
円