著者は、自らの研究は「九戸に始まって九戸に終った」と言う。岩手県九戸地方の古代から近代までの歴史をたどり、「僻地」とは何か、それはどう形成されたか、またその近代化の条件は何か、を研究した大著。下巻では、伝統的な農林業中心の産業構造の限界を越えようとする近代化への歩みを考察して、その中で直面せざるを得なかった諸矛盾を解明する。
商品コード:AB514
出版社:法政大学出版局
著者:森 嘉兵衛
A5ハードカバー丸背
1730ページ
ISBN:978-4-588-92001-1
本体価格:22,000
円
販売価格(10%税込):24,200
円