古来、刀剣の鑑定、研磨を業としていた本阿弥家は、将軍家のとの交わりも深く、光悦の晩年には洛北の鷹ヶ峰に光悦村をつくり、自己の芸術精神で統一した芸術集団を結成したが、「本阿彌行状記」は光悦の諸芸はもとより、ひろく平生の言行の類を。主として孫の光甫が記述した本阿弥家の家記である。本書は、。定本をつくるために諸写本を校合して成ったもので、正木氏による伝記と光悦論を付す。
商品コード:AB770
出版社:中央公論美術出版
著者:正木篤三
A5変形ソフトカバー
314ページ
ISBN:978-4-8055-1225-8
本体価格:4,300
円
販売価格(10%税込):4,730
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