兩書とも、いろは順に歌詞を解説した連歌辭書であり指導書である。無言抄は奧書に「この草案を紹巴法印の披見に入、からやまとの文を引て再三校合をとげ、煩重をけづり用捨の詞をくはふ……南山乞食沙門」とあり、紹巴は「此無言抄を見るに末代の重寶なるべし」と述べてゐる。匠材集はその序に「されぱ連歌にも六十二躰を學びて、無尽の作をもとむるといへ共、さだまれる詞をもつて、ころのあたらしきをねがふべし」とある紹巴の著。
商品コード:AD522
出版社:現代思潮新社
著者:
A6ソフトカバー
368ページ
ISBN:978-4-329-02539-5
本体価格:4,600
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販売価格(10%税込):5,060
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