旅と死を多く詠った柿本人麻呂、人生の最後にふるさとの萩の落花を思慕した大伴旅人、夢に真実を求めた美女小町、月と花に魂を遊ばせた西行、幻想世界を身上とした定家、・・・・・ 本書は記紀歌謡や万葉集、古今集などの名歌・秀歌を経巡って、それぞれの作者が歌に籠めた心を鑑賞し、現代に生き返らせた。そこには、古人たちのさまざまな生き様や喜怒哀楽があり、それは時代を超えて、私たちに強く訴えかけてくる。
商品コード:AE838
出版社:KADOKAWA
著者:中西 進
四六判ソフトカバー
292ページ
ISBN:978-4-04-622007-3
本体価格:2,952
円
販売価格(10%税込):3,247
円