まさに今、空前の民謡ブームといわれる。だが、正しくはむしろようやくに「民謡」が、その魅力をしらされてきたのだ、と、いうべきであろう。私たちはまだいかほどにも、私たちの「民謡」という語義さえ明瞭にすることができず発生・変遷等を含む「正体」となるといまだ混沌としているというのが現状である。本書は、柳田国夫「民謡分類案」から四十余年、初の、本格的な「民謡」追究の試みである。民謡の正体に迫り、新たな魅力を引き出した、第一人者による書き下ろし力篇!
商品コード:AF674
出版社:KADOKAWA
著者:竹内 勉
四六判ソフトカバー
322ページ
ISBN:978-4-04-622100-1
本体価格:3,500
円
販売価格(10%税込):3,850
円