日本民族学研究叢書
民俗学は「郷土」研究から出発していながら民俗語彙中心の項目羅列式調査資料による重出立証法が主流になるに及んで「郷土」を喪失してしまった。この反省にたって、特定の民俗事象を特定の地点の人々が保持伝承していることの条件・理由・意味を歴史的に問う個別分析法を提唱し、厳密な概念規定とインテンシヴな調査を基に、民俗の主たる担い手であるムラの歴史的性格と地域的差異を明らかにした気鋭の民俗学者の注目の書。
商品コード:AH646
出版社:弘文堂
著者:福田アジオ
A5ソフトカバー
400ページ
ISBN:978-4-335-56133-7
本体価格:6,800
円
販売価格(10%税込):7,480
円