明治太政官文書研究序説
「近代史料学」の確立を目指す初の本格的研究。
近代史料の基本である明治太政官や内閣の文書を対象として、従来の古文書学などの研究方法をも活用しながら「近代史料学」の全体像を構造的に把握しようとする意欲的な試みの書です。
明治維新によって復活した太政官制が内閣制へと移行していくことの歴史的意義は何か、“裁可する天皇”から“裁可し、公布する天皇”への変貌などを史料学の視点から探り解明する、日本の近代史研究の礎となる貴重な研究書です。
商品コード:AJ124
出版社:弘文堂
著者:中野目徹
A5ソフトカバー
368ページ
ISBN:978-4-335-35630-8
本体価格:6,800
円
販売価格(10%税込):7,480
円