近世日光山の「荘厳」と祭祀・組織
近世日光山は、徳川家康が東照大権現として勧請された東照宮が鎮座し、徳川将軍家および幕府の崇敬の地となった。本書はその成立過程を、東照宮を支えた将軍ないし天皇を頂点とした力学、神格を再生産すべく構築された祭祀組織と祭礼の特質、権現造建築に示される建築・空間を規定した同時代社会、さらにその裾野に広がる町の形成、これら全体を構造的に把握することにより明らかにする。
商品コード:AJ515
出版社:思文閣出版
著者:山澤 学
A5ソフトカバー
442ページ
ISBN:978-4-7842-7004-0
本体価格:8,500
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販売価格(10%税込):9,350
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