三重県埋蔵文化財調査報告323-10
発掘調査の結果、竪穴住居5棟及び土坑1基を確認した。これらの遺構の時期は飛鳥時代と考えられ、それぞれの遺構から土師器及び須恵器が出土している。この集落は、朝明川と三滝川に挟まれた扇状地の地域を開拓するために形成された可能性も考えられる。こうした集落跡は菰野町内において、確認されたのは初めてであり、この時期の集落の変遷を考えるうえで貴重な成果である。
商品コード:AK786
出版社:三重県
著者:三重県埋蔵文化財センター
A4ソフトカバー
60ページ
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本体価格:1,150
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販売価格(10%税込):1,265
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