伝説的なスリの大親分仕立屋銀次と数百人の子分を擁する一味、警察資料と出所後の銀次の記録を辿っての詳細な記録。
日本のスリ史にその名を残す大親分仕立屋銀次こと富田銀蔵は、明治四十二年六月二十三日、ついに捕縛され、全盛を誇るスリ団大検挙の発端となった。常に数百人の子分を擁し官憲も手をこまねく犯罪集団の実態を、警察の資料と出所後の銀次親分の記憶を辿ってつぶさに記す。
商品コード:AA662
出版社:中央公論新社
著者:本田一郎
A5ソフトカバー
182ページ
ISBN:978-4-12-550183-3
本体価格:2,000
円
販売価格(10%税込):2,200
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