三重県埋蔵文化財調査報告323-6
縄文時代早期〜中世までの遺構・遺物を確認した。
主体となるのは縄文時代早期と古墳時代後期から古代である。
縄文時代早期の遺構には、煙道付炉穴159基・集石炉17基等があった。
古墳時代後期から奈良時代初頭と平安時代前期頃に集落が形成され、中心となる飛鳥時代には近隣の筆ヶ崎古墳群と居住域と墓域の関係にあった。また、周辺遺跡と同様に鞴羽口や鉄滓が出土し、集落内における鍛冶生産活動が明らかとなった。
商品コード:AL197
出版社:三重県
著者:三重県埋蔵文化財センター
A4ソフトカバー
400ページ
ISBN:
本体価格:3,250
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販売価格(10%税込):3,575
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